オリックス・岸田護監督(44)が、不振にあえぐ主力野手を24日からのファーム・リーグの阪神戦(京セラD)に出場させる方針を明かした。8勝5敗1分けで終えたオープン戦では、杉本が15打数1安打の打率6分7厘、紅林は28打数2安打の同7分1厘と苦戦。

22日の阪神戦(同)後、指揮官は「(2人は)出る予定にしています。2軍の、この京セラDでの試合は有効活用させてもらう」と“延長戦”を設けた意図を説明した。

 昨季は西川がオープン戦で39打数2安打の打率5分1厘と苦しみ、25日のウエスタン・阪神戦(同)に志願出場。同戦では“29打席ぶり”の安打で復調のきっかけをつかむと、開幕5試合では3度の猛打賞を含む20打数11安打の同5割5分と別人のような「乱れ打ち」を見せた。チームは24日から3日間、京セラDで全体練習。27日の開幕・楽天戦(同)と同じ本拠地で、岸田監督も見守ることができる2軍戦で不振脱却に臨むメリットは大きい。

 22日の阪神戦(同)で、指揮官は7回2死二塁から紅林に代えて代打・野口を選択。「(発破をかける意味?)それもあります」と奮起を促した。3位からの3年ぶり覇権奪回へ、必要不可欠な主砲・杉本と正遊撃手・紅林の存在。打てる手は全て打ち、開幕を迎える。(南部 俊太)

 〇…紅林が開幕までの復調を誓った。打率7分1厘でオープン戦を終えた正遊撃手は、24日からのファーム・阪神戦(京セラD)に出場予定。

「ファームの試合だと、思い切りできることはある。状態を上げることしか考えていないし、課題を潰していきたい」とイメージした。不振脱却の機会を設けてくれた、岸田監督の「親心」にも感謝。「僕から『出たい』というつもりだったし、本当にありがたい。(開幕まで)3~4日あるので、本当にちゃんとやらないと」と自覚を口にした。

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