大相撲の元大関・若嶋津で、15日に肺炎のため69歳で死去した日高六男さんの通夜が23日、千葉県市川市内で営まれ、角界出身者ら約400人が弔問に訪れ、「南海の黒ひょう」と呼ばれた昭和の人気力士をしのんだ。

 祭壇は、菊の花であしらわれた土俵と軍配。

穏やかな笑顔の遺影が安置され、戒名は「輝生院法桓誠雄賢德善士」と授けられた。

 鹿児島県出身の日高さんは元横綱初代若乃花が師匠の二子山部屋に入門し、1975年春場所で初土俵を踏んだ。83年初場所で大関に昇進し、84年春場所で初優勝。優勝は2度記録した。87年名古屋場所での現役引退後は松ケ根部屋を創設。協会理事に就任した2014年に年寄「二所ノ関」を襲名した。17年秋に倒れて頭部手術を受け、療養生活が続いていた。

 喪主は妻で、元人気歌手のみづえさん(旧姓・高田)。400人の弔問客に丁寧にあいさつしていた。棺には若嶋津さんが愛用したスーツと緑色のネクタイなどが納められた。

 参列者に著名人では元横綱・若乃花(3代目)の花田虎上氏、ギャオス内藤、深谷隆司元通産相ら。松平健、細川たかし、川中美幸、長山洋子、榊原郁恵らゆかりの歌手、俳優からの供花も届いた。

宮根誠司アナや羽鳥慎一アナからの供花もあった。

 葬儀・告別式は24日午前10時から同所で執り行われる。

編集部おすすめ