大相撲の元大関・若嶋津で15日に肺炎のため69歳で死去した日高六男さんの告別式が24日午前、千葉県市川市内で営まれた。角界出身者ら約300人が弔問に訪れ、「南海の黒ひょう」と呼ばれた昭和の人気力士との最後の別れを惜しんだ。

喪主は妻で元人気歌手のみづえさん(旧姓高田)が務め、声を震わせながら、喪主のあいさつを行った。

 ▽日高みづえさんの喪主あいさつ

 本日は亡き夫・日高六男のご葬儀にたくさんの方に参列していただき、本当にありがとうございます。また、昨夜からも引き続き本当にたくさんの方に来ていただき、ありがとうございます。親方は最後も本当に穏やかに。今日、このようにたくさんの方に来ていただいています。

 とにかくお相撲の、俺は相撲しか知らない相撲人生だったとずっと言っておりました。親方が倒れてからも、本当に父をはじめ相撲協会の方々にお世話になりながら、定年退職という65歳までを全うできたことが、私の中では本当にお父さん良かったなと思っております。本当に相撲協会の皆様にはもう感謝しかありません。本当にありがとうございました。

 そして昨日、今日とたくさんの方に来ていただき、親方がどんなに人を大切にし、人に優しく過ごしてきたかということを、またまた改めて感じさせていただいている昨日一日、また今日、今です。本当に皆様にお世話になりありがとうございました。

 親方は昨年の8月からそれまでは自宅で、何とか在宅でお家がいいだろうと思って、一生懸命私なりにできることをしてきたつもりですが、昨年の8月から自宅ではちょっと難しくなり、施設の方でお世話になっておりました。

 でも秋ぐらいには少し良くなり、またお家に帰れるかなと思ってはいたんですが、今回このようなことになってしまいました。ただ、場所中ということもあり、テレビをつけると、亡くなる前日も私に「お母さん相撲に行かなくていいの?」って言われて。お父さんいいんだよ。もう定年なったんだよって言ったら、「そうなんだね」って言いました。

 そして、親方が何よりも大切にしている二人の子供。お父さんの幸せは何?って聞くと、必ず「勝信、アイリ、お母さん」。え? それだけでいいの?って言ったら、「それ以外に何があるの?」って言われて、私たちは家族過ごしてきました。そのお父さんの大きな愛情で私たち3人は過ごしてまいりましたが、お父さんがいなくなり、今後とも、でも、このようにたくさんの皆様とのご縁は親方がつくってくれたご縁です。どうかこれからも皆さま方とのご縁が続きますことをお願いしたいと思います。

 本当にたくさんの方にお世話になりました。ありがとうございました」

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