◆米大リーグオープン戦 ドジャースエンゼルス(23日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・佐々木朗希投手(24)が23日(日本時間24日)、オープン戦の本拠地・エンゼルス戦に先発し、計2回で66球を投げて無安打だったが、8四死球、5失点の大乱調で降板し、オープン戦4登板の防御率15・58で開幕に不安を残した。66球でストライクは32球のみのストライク率は48・5%だった。

 降板後に朗希は「シーズンとスプリングトレーニング(春季キャンプ、オープン戦)は別なのでしっかり切り替えたい。シーズンとスプリングトレーニングはまた別なので、そこはしっかり切り替えたいですし、ただしっかりスプリングトレーニングで出た課題を一つずつ出してつぶしていくしか方法はないので、スプリングトレーニングの記録は忘れて、シーズンは新たなスタートになると思うので、そこは自分の悪いとこがでたのがスプリングトレーニングでよかったなと思って、シーズンに新たな気持ちでやるしかないのかなとも思います」とコメントした。

 マイナーでの再調整等の考えはあるかという厳しい指摘も飛んだが「しっかり自分の中で確立させないといけない、それがプロとして、そうあるべきだと思う。そういう風な判断になれば、その方がいいなら、いいと思いますけど、そこは1人で決めることではないので、そこはいろいろな要素を考えながら判断していただければと思う」としっかりコメントした。

 朗希は初回、先頭のネトには4球連続ボールでまさかの死球。続くトラウトは二ゴロに打ち取ったが二塁への悪送球で無死一、二塁のピンチを迎えた。シャヌエルに対しては、フルカウントから四球。無死満塁でソレアもフルカウントから押し出し四球を与えて先取点を献上した。さらに無死満塁とピンチは続き、モンカダにもフルカウントから、2者連続の押し出し四球を与え、30球となって1死も奪えず降板となった。打者5人に4四死球の大乱調だった。4失点が記録され、この時点で防御率は18・90となった。

 2回には再びマウンドに上がった朗希。

先頭のネトに再び死球を与えると、続くトラウトに四球。またしても無死一、二塁のピンチを迎えたが、その後は一ゴロ、遊ゴロ併殺打に打ち取った。3回も先頭のモンカダに四球。続くアデルからはこの試合初の三振を見逃し三振で奪った。1死一塁でローからも内角低めのスプリットで空振り三振。2死二塁でオハピーを二直に打ち取って2イニング連続無失点で抑えた。4回も登板したが、先頭に四球を与えて降板した。

 アリゾナ州でのオープン戦では3試合に登板して1勝無敗ながら、防御率13・50と苦しいマウンドが続いていた。すでに開幕ローテに入ることは内定。チームの開幕4戦目となる30日(同31日)の本拠地・ガーディアンズ戦で先発することをロバーツ監督は明言していた。

 オープン戦では、球数がかさむと1度降板して再登板することはまれにあるが、朗希は異例の3試合連続での降板からの再登板。3日(同4日)の敵地・ガーディアンズ戦に続いて4登板で2度目の初回に1死も奪えずKOとなった。

制球力に課題を残して開幕を迎えることになる。

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