巨人・阿部慎之助監督(47)が24日、WBCに出場した大勢投手(26)とライデル・マルティネス投手(29)を開幕メンバー外とする見通しを明かした。東京Dでの1軍練習後、「このままだと間に合わない。

2人いないと想定して臨みたい」と話した。両者のコンディション調整を優先させる形だ。自慢の勝利の方程式を欠く船出に、勝ち試合の終盤の継投や守護神はルシアーノらを筆頭に柔軟に起用する方針。「日替わりかもしれない。みんなで乗り越えていくしかない」と一致団結を掲げた。

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 大勢とマルティネスの開幕不在の可能性はキャンプ中から想定していた。WBCで勝ち進めば米・マイアミでの決勝戦は日本時間18日。それから日本に移動して時差ボケやコンディション調整を行うことを考えると、27日の開幕戦まで時間があるとは言えず、リスク管理として若手や育成選手のルシアーノらに積極的にチャンスを与えてきた。

 ブルペンでは田中瑛や中川は経験豊富。守護神として9回の候補に挙がるルシアーノも含め、代わりの選手が厳しい場面で抑えて良い結果を残せば、大きな自信となり、さらなるレベルアップが期待できる。大勢、マルティネスが万全の状態で戻ってきた時に、これまで以上に強固な鉄壁のリリーフ陣が形成されるはずだ。そう考えれば悲観する必要は全くない。

(巨人担当キャップ・片岡 優帆)

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