歌舞伎俳優の尾上左近が24日、神奈川・鎌倉市内で墓参りを行い、歌舞伎座「團菊祭五月大歌舞伎」(5月3~27日)で3代目尾上辰之助を襲名することを先祖に報告。その後の取材会で今後の抱負を語った。

 同世代の市川染五郎、市川團子の3人で「染團左」として注目を集めてきたが、襲名後は「染團辰(そめだんたつ)でお願いします」と語り、2人との絆を感じさせた。

 左近が辰之助を襲名する5月、染五郎は日生劇場で舞台「ハムレット」(5月9~30日)、團子はシアターミラノ座で「歌舞伎町大歌舞伎」(5月3~26日)に出演。盟友2人の動向が気になる様子で「見に行こうと思っています。ただ、染五郎さんは新春浅草歌舞伎で『5月はハムレットを見に来てください』と言っていたので、困ったものです」とぼやいた。

 20歳の誕生日当日に食事を共にするなど、3人は厚い信頼関係で結ばれている。「よく食事にも行きますし、あんな役をやりたいとか、歌舞伎を盛り上げるためにどうすればいいとか、3人で夢を語り合っています」と明かした。

 舞台の評判など、SNSの反応は気になるようで、「気にしているうちに、エゴサがくせになってしまいました」。ファンの間で「サコンヌ」の愛称で親しまれていることは「とうとう自分がネットスタングになったという喜びはありました。最初は浸透するかなと思ってましたが、浸透しましたね」と語った。

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