女優・杉咲花主演の日本テレビ系水曜ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」(水曜・午後10時)の25日放送の最終回に主題歌を担当する「Homecomings」の福富優樹が出演することが分かった。

 杉咲演じる主人公・土田文菜がこれまでに経験してきたさまざまな別れや叶わなかった恋などから、人を好きになることにどこか怖れを抱いていて、「大切な人とはつきあわないほうがいいのではないか?」「そもそも恋愛とはなんなのか?」などと逡巡しながらも前に進んでいく同作。

今泉力哉氏が監督、脚本を手がけ、大きな話題を呼んできた。

 主題歌を歌う「Homecomings」のメンバーは畳野彩加(Vo./Gt.)と福富優樹(Gt.)。これまで台湾やイギリスなどでの海外ツアーや、5度に渡る「FUJI ROCK FESTIVAL」への出演など、2012年の結成から精力的に活動を展開。日々の喪失感を柔らかい優しさで包む畳野彩加の歌声。日常を壊れそうなほど淡く描写していくリリック。コーラスやギターの響きを目の覚めるような彩りに変える演奏。インディ、エモ、シューゲイザー、ポップスの間を率直に進みながら、聴く人の心の彼方まで届く音楽によって、オーディエンスから深く信頼されている。

 2018年に映画「リズと青い鳥」、19年には映画「愛がなんだ」の主題歌を担当。23年にはTVアニメ「君は放課後インソムニア」の主題歌を担当したほか、数多くのCMソングを手掛けてきた。

 21年春、IRORI Recordsよりメジャーデビュー。24年11月にMajor 3rd ALBUM「see you, frail angel. sea adore you.」をリリース。2月から3月にかけて全国ツアー「I’m not ok. you’re not ok. and that’s ok.」を行った。

 今泉作品では「愛がなんだ」の主題歌を手がけた同バンドに今回、主題歌を決めるにあたり今泉氏は恋愛にある曖昧な部分を理解してくれて、自分が言葉にできない部分を掬い取って表現してくれると思い、依頼したという。

 こうして出来上がった書き下ろしの「knit」は冬から春へと移りゆく季節の中で、寂しさや愛おしさが詰まった、本作に寄り添ってくれる曲だ。

 福富は最終話のどのシーンで登場するのか? 出演にあたり、福富は「撮影当日は、ステージに立ってギターを弾くのとは全然ちがった手触りの緊張にぶちあたり、うっかりその場から逃げ出してしまいそうになりましたが、現場のみなさんの本当に楽しそうに作品に向き合っている空気感に背中を押してもらいました」とコメントした。

 ◆福富優樹コメント全文

 「10話というとても大事な回の、とてもたいせつな場面に出演させてもらい本当にうれしかったです。中学3年生のときに文化祭で『いちご同盟』の主役を務めた以来の演技でした。撮影当日は、ステージに立ってギターを弾くのとは全然ちがった手触りの緊張にぶちあたり、うっかりその場から逃げ出してしまいそうになりましたが、現場のみなさんの本当に楽しそうに作品に向き合っている空気感に背中を押してもらいました。リハーサル中、多分カメラには写っていない、僕からしか見えない角度で花さんと凌さんが送ってくれたまなざしのやさしさは多分ずっと忘れないと思います」

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