◆米大リーグオープン戦 ドジャース0―3エンゼルス(24日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が24日(日本時間25日)、オープン戦最終戦の本拠地・エンゼルス戦に「1番・投手」でスタメン出場し、投げては5回途中で86球を投げて4安打3失点ながら11三振の奪三振ショーを見せ、打っても2打数1安打で3試合連続安打をマークした。ワールドシリーズ3連覇を狙うドジャースはこの日のオープン戦最終戦で敗れたが、オープン戦の成績が20勝9敗、2分けでアリゾナ州でキャンプを行う15チームによるオープン戦「カクタスリーグ」で最高勝率に輝いて優勝した。

 「投手・大谷」は圧巻だった。オープン戦初登板だったWBC終了後の18日(同19日)にアリゾナ州のキャンプで本拠地・ジャイアンツ戦では、5回途中で61球を投げ、1安打無失点、4奪三振の好投を見せ、最速も99・9マイル(約160・8キロ)をマーク。チームの開幕5戦目となる31日(同4月1日)の本拠地・ガーディアンズ戦の先発も内定した。

 この日は初回からエンジン全開で先頭のネト、トラウトから2者連続三振。2回無死一、二塁からはイニングをまたいで圧巻の6者連続三振を奪った。4回も無死一塁から3者連続三振。5回は先頭から3者連続安打を浴びて降板し、その後の投手が走者を返したため、失点は「3」が記録されたが、4回3分の0で12個のアウトを奪ったが、11個が三振という奪三振ショーだった。オープン戦は2登板で防御率3・24。3年ぶりの開幕ローテ入りへ順調な調整をした。

 打っては4回先頭の2打席目に右前安打。3試合連続安打となった。オープン戦は5試合の出場で本塁打こそ出なかったが、打率は3割8厘で、OPSは・819。

オープン戦こそ23年以来3年ぶりにノーアーチに終わったが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では3本塁打を放っており、打撃の状態も決して悪くはない。

 26日(同27日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で開幕投手を託される山本由伸投手(27)は、オープン戦3登板で2勝無敗、防御率2・79。WBCでも登板しており、2年連続開幕勝利へ向けて順調にステップを踏んでいる。

 一方で不安材料を残しているのが佐々木朗希投手(24)。オープン戦では4試合に登板も、防御率は15・58。3試合で1度降板してから再びマウンドに上がる再登板となるなど、制球に苦しんで精彩を欠いている。チームの4戦目となる30日(同31日)の本拠地・ガーディアンズ戦での先発が内定しているが、急ピッチでの修正が不可欠になっている。

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