◆米大リーグオープン戦 ドジャース0―3エンゼルス(24日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が24日(日本時間25日)、オープン戦最終戦の本拠地・エンゼルス戦に「1番・投手」でスタメン出場し、投げては5回途中で86球を投げて4安打3失点ながら11三振の奪三振ショーを見せ、打っても2打数1安打で3試合連続安打をマークした。

 この日の試合中には異例の光景があった。

大谷がマウンドに上がって準備を進めていた4回表の開始前。ロバーツ監督は佐々木朗希投手(24)に歩み寄った。通常、ドジャースタジアムの三塁ベンチで指揮官は最も本塁寄りに立って戦況を見つめている。

 だが、3回裏の攻撃が終わると、最も外野側で試合を見つめていた朗希にロバーツ監督が近づいていき、試合中ながら話し合いがスタートした。会話の内容は通訳を含めた3人のみが知るところだが、最後にはロバーツ監督が朗希のムネ付近をぽんぽんと数度たたいて戻っていった。

 朗希は前日23日(同24日)のオープン戦、本拠地・エンゼルス戦で登板したが、8四死球と制球が安定しなかった。オープン戦は4試合に登板したが防御率は15・58。開幕4戦目となる30日(同31日)の本拠地・ガーディアンズ戦での先発が内定しているが、不安を残した。

 試合前には1番乗りでグラウンドに出ると、プライヤー投手コーチとグラウンドに座って“青空ミーティング”を敢行。ドジャースのワールドシリーズ3連覇へ向けてもやや心配な要素となっているが、ロバーツ監督は「彼とマーク(プライヤー投手コーチ)が昨日、非常に良い会話をしたはずで、それはいいことだ。1人のアスリートとして、ただ投球することについて深く掘り下げたのだと思う。朗希に関しては、物事を分析しすぎてしまう傾向が少しあるかもしれないので、それが彼の天性の身体能力を奪っているかもしれない。

だから、さらに話し合いを持つつもりだ。我々は朗希を信頼しているし、我々と同様に彼もフラストレーションを感じている。彼がより良くなることを期待しているし、昨夜言ったように、良くなる必要がある」と変わらぬ信頼を口にしていた。

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