TBSは25日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行い、龍宝正峰社長が今月開催されたWBCについて言及した。

 TBSは第1回大会(2006年)から前回大会(2023年)まで生中継していたが、今大会は米動画配信大手「ネットフリックス」が独占配信した。

龍宝社長は「(ネットフリックスで)見ちゃいました」と明かし「日本テレビさんが携わっていて、我々が見慣れている作りにはなってるかな。広告の入り方は工夫していると思う。勉強にもなった。我々なりに分析して、どう見られたらいいか考えていきたい」とコメントした。

 現状を「放送と配信の環境が変わっている」と説明し、改めてTBSが放送できなかったことについて「少なくとも我々としてはこれまで大会を放送してきた立場にいたこともあり残念だった。無料で多くの人に届ける、視聴者の方の期待も大きかったし、視聴者からのご意見もたくさんいただいた大会だった」と振り返った。「民放連の早河(洋)会長がおっしゃっていたのと全く同じような状況で、苦情に近いお怒りの言葉をいただいたのも確か。我々の介在していないところで(契約が)行われたのは想像もしなかったこと。多くの視聴者の期待に応えられなかったことはじくじたる思い。やりたかったのにやれなかった思い」と率直な心境を語った。

 次回大会に向け「どうなるかわからないけど、それにタッチできる状況にいたい」と放送権獲得に意欲。契約価格が高騰については「恐怖感は感じている」とした。

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