2017年6月22日にローマ(イタリア)から移籍して以来、リバプール(イングランド)を支えたエジプト代表FWモハメド・サラーが今季限りで退団すると24日に発表された。

 昨年12月6日のリーズ戦後、サラー本人が「クラブの誰かが私を追い出したいと思っている。

監督とは常にいい関係だったが、突如として人間関係がなくなった」と語っており、驚きはなかった。

 だが、あくまでそれは2024年1月26日に突如として退団を発表したユルゲン・クロップ監督の衝撃と比較しての話で、過去9シーズンで公式戦255ゴールを記録し、4度のプレミアリーグ得点王に輝き、イングランド・サッカーの最高峰であるPFA最優秀選手賞を3度勝ち取ったスーパースターの退団は、一つの時代が終焉する地鳴りを聞くような感覚だ。

 昨季は29ゴールを奪い、1年目のスロット監督がプレミアリーグ優勝を飾った立役者となり、来季一杯までの2年契約を新たに締結させたが、クラブ側との合意で今季限りでその契約を破棄。来季以降はフリーの立場で自由に行き先が選べることになった。

 次のクラブの本命は、2023年夏にサラー獲得のために1億5000万ポンド(約325億5000万円)という超破格オファーを提示したサウジアラビアとなる見込みだが、プレミアリーグも含めて、欧州の有力クラブ、そして米国のMSLもサラー獲得を狙っている。

 豊富な移籍先の選択肢があることで、サラーの代理人も「来季どこでプレーするのかは誰も分からない」と発言。また、サラーの妻と2人の娘が英国生活に慣れ親しんでいることも、偉大なエジプト代表FWの次のクラブを決める鍵を握り、その決断までには多少の時間を要すると見られている。

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