今年9月に行われる愛知・名古屋アジア大会のサーフィン女子代表・池田美来が25日、大阪市内でN高等学校の卒業式に出席した。アスリート部門で特に活躍した特別奨学生として表彰され、壇上で「これからも私らしく頑張ります」と笑顔をみせた。

 海外遠征にパソコンを持って行き、時には車中で提出期限ぎりぎりのリポート作成に励むなど「サーフィンと勉強と全力で頑張った3年間」を過ごした。通学した際にできた友人とは先週、富士急ハイランドで“卒業旅行”を楽しんだ。「いろんな人と関わることがあり、サーフィンだけやっていては得られない見方や考え方を得られた」と知見も広がった。

 今後はサーフィン一本で生活していく。昨年の経験から、現時点で世界最高峰のチャンピオンシップ・ツアー(CT)に参戦するには「難しい」と痛感。考え方もライディングも「根本的に変えていこう」と取り組んでいる最中にある。

 アジア大会は優勝すれば28年ロサンゼルス五輪の出場権が得られる大きなチャンス。小さい頃から五輪の金メダルが目標で、ロス、32年のブリスベン五輪は常に意識してきたという。会場の愛知・田原市は小学生の頃から何度も大会で訪れ、プロ資格を取得し「雰囲気も波の感じも好き」という思い出の地でもある。大きなチャンスを生かすためにも「全力で、やりきったと思えるくらい頑張ろうと思っています」と力強かった。

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