ダイヤモンド・ヒューマンリソース(本社・東京都文京区)は2027年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象(有効回答数5520人)に「就職先人気企業ランキング調査」を実施し、その結果を発表した。

 同社の人気企業ランキングは1978年の調査開始以来、今回の2026年・春版(27年卒就活後半戦)ランキングで49年度目の実績を誇る。

今回の傾向としては、好業績と人手不足を背景に売り手市場が続き、3人に1人が内定を持ちながら本番を迎え、早期化に拍車がかかり、新卒学生の獲得競争が激化しているという。

 その中で、文系男子では「伊藤忠商事」が7年連続で後半戦調査1位となったほか、「丸紅」(2位)、「三井物産」(3位)、「住友商事」(4位)、「三菱商事」(5位)と総合商社がトップ5を独占し、就職マーケットにおける不動の学生人気を改めて証明した。資源価格下落の影響を受けたものの、食料など非資源分野は堅調に推移し業績は依然として高い水準を維持しているという。

 大手金融機関は「三井住友銀行」(6位)、「三菱UFJ信託銀行」(8位)、「大和証券グループ」(9位)、「野村證券」(10位)とトップ10に4社がランクインした。

 理系男子も1位の「三井物産」をはじめ、「丸紅」(2位)、「伊藤忠商事」(3位)、「三菱商事」(4位)、「住友商事」(5位)と文系同様の5強が独占。不動産デベロッパーでは「森ビル」(6位)が唯一トップ10に入った。

 文系女子も「丸紅」が2年連続の1位で、「伊藤忠商事」(2位)、「住友商事」(3位)、「三井物産」(4位)、「三菱商事」(5位)とこちらも男子と同傾向。文系女子で圧倒的人気を誇ってきた航空業界は、「全日本空輸(ANA)」が9位、「日本航空(JAL)が10位。森ビル(7位)がトップ10入りしている。

 理系女子も「丸紅」が1位となったほか、「伊藤忠商事」が2位、「三井物産」が3位、「住友商事」が4位、「三菱商事」が6位と総合商社5社がトップ10入り。不動産デベロッパーでは男女・文理の4分別で唯一5位に食い込んだ「森ビル」をはじめ、「三菱地所」(7位)、「三井不動産」(9位)、「NTT都市開発」(10位)の4社が十傑となった。リケジョでも文系と同じく「全日本空輸(ANA)」が8位と上位になっている。

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