◆第49回京浜盃・Jpn2(3月25日、大井競馬場・ダート1700メートル、稍重) ※JRA所属馬の上位2頭(3着以内)、地方所属馬の上位2頭に羽田盃・Jpn1(4月29日、大井競馬場・ダート1800メートル)の優先出走権

 ダート3冠初戦の羽田盃への優先出走権をかけた重賞が7頭立て(JRA4、南関東3)で争われ、2番人気で西村淳也騎手騎乗のロックターミガン(牡3歳、栗東・石坂公一厩舎、父シスキン)が好位から悠々と抜け出し3馬身差をつけ快勝。2連勝でダートグレード競走初勝利を飾った。

JRA勢は25年ナチュラルライズに続く当レース2連勝。勝ち時計は1分46秒2。

 昨年7月の芝2000メートルでデビューVを飾ったが、その後は芙蓉S4着、京都2歳S10着と芝では結果を残せず。ダートに矛先を向けた前走のポインセチアSを6番人気の伏兵で制した。その後はUAEダービーへの出走を目指したが、中東情勢を考慮し遠征を取りやめ。当レースに目標を切り替え、ダート2戦2勝で初タイトルを手にした。

 2着には1番人気のフィンガー(戸崎圭太騎手)、3着には4番人気のカタリテ(高杉吏麒騎手)が入った。

 西村淳也騎手(ロックターミガン=1着)「パドックが初コンタクトだったのですが、返し馬がすごくいいフットワークで普通にいけば勝ち負けだなと思いました。関係者の方が難しい日程のなか、すごくいい状態に仕上げてくれた。終始いい手応えでしたし、今日の競馬に関しては強い内容だったと思います。強い雨が降っていましたが、馬が速いからよけてくれて、あまりぬれずに帰って来られました。次のG1に向けて非常に楽しみな内容だったと思います。

来月の羽田盃でも戻ってこられると思うので頑張ります」

 石坂調教師(ロックターミガン=1着)「勝ててホッとした。UAEダービーを辞退したので、負けられない一戦だった。初ダートの前走でセンスのいい走りをしたし、今回は西村淳騎手に乗り方はお任せ。ほぼ、想定通りの競馬をしてくれた。UAEダービーに向けての検疫でメンタル面も鍛えられ、堂々と安心感のある姿を見せてくれた。まずは国内の(ダート)3冠を勝ち抜きたい。問題なければ、次走は羽田盃と考えている」

 戸崎圭太騎手(フィンガー=2着)「前走より馬の感じは良かった。イメージ通りの競馬はできたが勝ち馬が強かった。距離はあった方がいいので、次は巻き返したい」

 高杉吏麒騎手(カタリテ=3着)「すごく操縦性が高く、うまく自分の行きたいところに行けた。ただ3~4コーナーで砂をかぶって、これまで経験がなかったのでひるんでいた」

 笹川翼騎手(ゼーロス=4着)「ゲートで少しうるさくて、いいスタートが切れなかったが、うまくリカバリーできて、ある程度の位置は取れました。ただ1コーナーで外に行ってしまった。課題をみんなで話し合いながら、つぶしていければ」

 安藤洋一騎手(サイカンサンユウ=5着)「砂を嫌がって進まず、しまいだけの競馬になったが、頑張ってくれた。

まだ心身ともに幼いが、成長してくれば楽しみ」

 田口貫太騎手(タマモフリージア=6着)「調教過程は良かったですが、3~4コーナーで手応えがなくなってしまいました。馬体減もあったし、もう一度立て直してからだと思います」

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