フィギュアスケート ▽世界選手権 第1日(25日、チェコ・プラハ=O2アリーナ)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、2月のミラノ・コルティナ五輪銀メダルの坂本花織(シスメックス)が今季世界最高の79・31点で首位。昨季3位の千葉百音(木下グループ)が自己ベストの78・45点の2位と続き、五輪銅メダルの中井亜美(TOKIOインカラミ)は69・10点で8位発進した。

 SP3位はアンバー・グレン(米国)で72・65点、日本勢の上位2人が抜け出した。17歳で初出場の中井は自己ベストを約9点下回り、演技後は「五輪の時は全く緊張していなかったけど、今回の世界選手権はとても緊張していた」とコメント。「こんなに緊張していたのは久しぶり」と、メダリストとしてのプレッシャーもにじませながら、大技・トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)以外の要素をこなし「課題は多く残ったけど、全体としては悪くない演技だった」と振り返った。

 27日のフリーに向けて、メダル争いは混戦となる。グレンと中井は、3・55点差。5点差以内に8人がひしめく。昨季は坂本が2位、千葉が3位だった日本勢。中井の今季フリー自己ベストは世界3位に位置しており、逆転の表彰台と日本勢の表彰台独占にも期待がかかる。中井は「落ち着いて演技できるようにベストを尽くしたい。今回が初めての世界選手権で「楽しむこと」を忘れていた。それを意識して滑りたい」と、気持ちを切り替えた。

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