J2北海道コンサドーレ札幌FW大森真吾(25)が、今季初スタメンに名乗りを挙げた。チームは26日、宮の沢で紅白戦などを行い、J2藤枝とのアウェー戦(28日)に備えた。

 今季ピッチに立った6試合全てで後半途中から出場してきた大森だが、この日は主力組にも入った。「今日だけでは分からないです」としながらも、初先発の可能性が高まったことに「すごいチャンスだと思うので。この機会を逃すわけにはいかない」と口元を引き締めた。

 2024年8月にJ3北九州へ期限付き移籍。昨年はJ2山形でプレーし、今季、札幌に復帰した。リーグ戦でのゴールはプロ入りした23年11月のFC東京戦で挙げたのみ。「僕は結果を残した年があった訳じゃないので。いつ終わってもおかしくないサッカー人生。どこかで必ず結果を残さないといけない。それは次の試合にするしかない」。好機をものにし、3季ぶり得点へとつなげる。

 プロ4年目の今季、得点こそないものの、181センチ、77キロの体の強さを生かしたポストプレーや、気持ちを前面に押し出したシュートや守備で、効果を発揮してきた。

「体は動くようになってきてる感じはするので。その辺はすごく良いなと」。トンネルを抜け出せる手応えは感じている。

 「出る試合出る試合でダメだったら次はないくらいの気持ちでやってきたが、それがあまりいい方向にいってなかったのが現状。でもスタートだったらまた違う心理状態になると思うので。臆病にならず、思い切ってやれることをやるだけ」。生き残りへ、出場時間も延びるであろう先発機会に、全力を尽くす。(砂田 秀人)

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