ドバイワールドカップデーは3月28日、UAE・ドバイのメイダン競馬場で行われる。坂井瑠星騎手(28)=栗東・矢作芳人厩舎=は、スポーツ報知のコラム「Shooting Star」特別版で、昨年3着に敗れたドバイ・ワールドC・G1にフォーエバーヤングとのタッグで挑む思いを現地から届けた。

 今週末はいよいよドバイ・ワールドCです。今年も、フォーエバーヤングとともに挑みます。

 ドバイ・ワールドCは中学生のときに現地で観戦して、明確に「このレースを勝ちたい」と感じたレース。昨年(3着)は発走前にイレギュラーな出来事がありましたが、やはりサウジCで激走した影響か競馬で前向きさがなく、本来の走りができなかった印象です。今回勝てばサウジC、ブリーダーズCクラシックに続き“世界ダート3冠”の完全制覇。16年越しの夢に挑戦できる舞台ですし、去年のリベンジでもあります。

 前走のサウジCは理想的な調整ができました。ドバイに向けて少し余力を持たせたなかで、レース内容も良かったです。決して楽な形ではなかったですが、ブリーダーズCクラシックのチャンピオンとして、堂々としたいいレースができました。

 25日の最終追い切りは感触を確かめる程度。去年は少しオーバーワークになったので、そうならないように軽めの追い切りにしました。一度使ったぶん中身は良くなっていると思いますし、順調にきています。

6番枠は悪くないですが、並びは難しいところに入ったので、よく考えて乗りたいです。

 ドバイでは毎日雨が降っていて、追い切りで使ったダートコースも重馬場のような感覚でした。毎年来ていますが、こんなに雨ばかりのドバイは初めて。当日も、例年とは違う状態になるはずです。中東情勢についても心配していただきますが、いつも通りのドバイで、危険を感じることなく過ごせています。

 今回はドバイ・ワールドC以外でも2鞍に騎乗します。ドバイ・ターフのガイアフォースには24日の追い切りで初めて乗りましたが、7歳でも本当に若々しく、走りに前向きさがありました。思っていたより跳びが大きかったので、ワンターンの広いコースは合うと思います。また、ドバイ・ゴールデンシャヒーンではアメリカンステージに騎乗します。勝つにはもうひと押しが欲しいですが、使ったぶん良くなっているはず。相手は強いですが、当然勝つつもりで頑張ります。

 僕自身がやることは一緒ですし、馬を信じて、チームを信じて、自分がやるべきことをやるだけ。

そうすれば結果はついてくると思います。日本では遅い時間ですが、応援よろしくお願いします!(JRA騎手)

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