【ダンバートン(英国)26日=金川誉】
サッカー日本代表は26日、グラスゴーでのスコットランド戦(28日・ハムデンパーク)に向け、当地でトレーニングを行った。MF佐野海舟(マインツ)とMF佐野航大(NEC)は、スコットランド戦でそろって先発に名を連ねれば、佐野兄弟にとっては初の「兄弟同時スタメン」が実現する。
ボランチの主力として期待される兄・海舟は、スコットランドのキーマン、193センチの大型MFマクトミネイ(ナポリ)への警戒を隠さない。
「能力の高い選手はたくさんいるが、個人で負けないのは大前提。マクトミネイ選手は必ず潰さないといけない。ボールを簡単に触らせない予測とポジショニング、それでダメなら切り替えのスピードが必要になる」と、欧州での日常を代表のピッチに持ち込む構えだ。
弟・航大との関係については「ピッチに入れば兄弟という気持ちはない。もちろんライバルだと思いますし、お互い自分のプレーを出すことに必死だと思う。それだけです。一人の選手として、お互い切磋琢磨していければ」と淡々と語る。それでも「弟のプレーは理解しているつもりなので、そこは生かしたい」とも語った。
昨年6月のインドネシア戦、海舟が先発、航大が途中出場で同時にピッチに立った。1993年の三浦泰年、知良兄弟や、2006年の佐藤勇人、寿人兄弟など、代表で同時出場した選手はいるが、まだ日本ではW杯の舞台を兄弟でともに味わった日本の選手はいない。
シャドーやボランチなど複数ポジションで躍動する弟・航大は、兄との同時先発について「(歴史などは)後付け。あまり意識していない」と自然体を強調する。「昔は兄貴との1対1でボールが取れなくて守備が大嫌いだった。1対1の練習をやっても、僕がが攻撃、兄貴が守備が多かった。オフェンスは負けなかったし、兄貴はディフェンスが好きだった。それで、僕はオフェンスが好きになった」と語る。当時は兄からボールが奪えず「それで守備は嫌いになった」と笑ったが、現在はオランダで研鑽を積み「今は守備も好きになったし、そこからの攻撃が自分の強み」と胸を張る。
兄弟として歩みながらも、学年が3つ離れているため学生時代に同じチームでプレーすることはなかった2人。プロの、そして日本代表の舞台で交差する「佐野兄弟」の物語が、グラスゴーの地で新たな一歩を刻もうとしている。

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