◆センバツ第9日 ▽準々決勝 中京大中京2―1八戸学院光星(27日・甲子園

 準優勝した12年春以来となる2度目の4強入りを目指した八戸学院光星(青森)は、中京大中京(愛知)に接戦で敗れた。

 試合は初回に両チーム1点ずつ取り合う展開でスタート。

八戸学院光星は5回に安打に暴投などが絡んで1死三塁のピンチを背負い、中犠飛で勝ち越しを許した。6回からは「4番・DH」で先発出場していた北口晃大(3年)が、DHを解除してマウンドへ。7回1死二塁のピンチを無失点に封じるなど、4回2安打無失点と力投したが勝利にはあと一歩届かなかった。

 エース・北口には、白星を届けたい恩人がいた。巨人・小林誠司捕手やDeNA・藤浪晋太郎らを輩出し、自身もプレーした大阪泉北ボーイズが現在は休部状態。「自分たちが最後で、次(の代)がもういなくて。自分たちが最後だと思っていたので、なんとか最後の代から甲子園に出て、スタッフたちに恩返しをしようと思っていた」と明かす。

 1、2回戦は、仕事を休んで応援に駆けつけてくれた当時のコーチ陣に勝利を届けた。ベスト4入りをかけたこの日は、当時の監督が観戦に訪れていたが、白星はつかめなかった。「この春に甲子園に出られて、まずは2勝できて喜んでもらえた。今日もう一度勝ちたかったけれど負けてしまったので、もう一度、夏に甲子園に帰ってきたい。応援してくださった人たちに応援してもらい、良い結果でお返しできるように、もう一度明日から夏に向けて戦いたい」。

エースの挑戦は続く。(小島 和之)

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