◆JERAセ・リーグ 巨人―阪神(27日・東京ドーム)

 巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=が阪神との開幕戦でプロ初登板初先発し、4回にプロ初失点を喫した。

 記念すべきプロ第1球は高めの145キロ。

好打者・近本を中飛に仕留め、波に乗った。2死から森下に左前安打を許したが、佐藤を左飛に仕留めて無失点で立ち上がった。

 2回は3者凡退。3回先頭の坂本に安打で出塁を許したが、続く村上のバントを捕手の岸田が好フィールディングで併殺に。頼もしい女房役にも支えられ、3回までゼロを並べた。

 試練は4回。森下の安打などで無死一、三塁のピンチを招き、1死後に大山の犠飛で初失点を喫した。この回1失点で切り抜けた左腕に対し、杉内投手コーチは「ゾーン内で勝負できていることが良い結果につながっている。相手は球質も球筋も分からないと思うのでどんどん勝負していってほしい。岸田のリードを信じて投げ込んでほしい」と背中を押した。

 新人が開幕投手を務めるのは、1962年の城之内邦雄さん以来64年ぶり。勝てば球団史上初の快挙となる。

2月11日の紅白戦で1回完全の実戦デビューを飾ってから14イニング連続無失点を記録するなど結果を残し、エース・山崎の故障離脱もあり、3月中旬に異例のルーキー開幕投手に指名されていた。

 前日26日には阿部監督から「ルーキーだし、特別なものは求めていません。思い切って腕を振って。彼なりにいい準備をしてきたと思うので、思い切って腕を振ることだけ考えて投げてほしい」とエールをおくられていた左腕。大舞台に向けて「勝利に貢献できるピッチングができたら。開幕戦ですし、自分にとっても初登板。思い切って投げたいなと思います」と意気込んでいた。

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