◆センバツ第9日 ▽準々決勝 智弁学園12―8花咲徳栄(27日・甲子園

 智弁学園が4強入りを決めた。8点差をはね返す歴史的勝利。

村上頌樹投手(阪神)を擁して初優勝した16年以来、10年ぶりの準決勝に進出した。

 2回表を終えて0―8の苦しいスタートから驚異的な反撃。裏の攻撃で1点を返すと、3回に4安打で3点を奪った。4回2死一、二塁から4番の逢坂悠誠一塁手(2年)が右翼線へ2点二塁打を放ち、あっという間に2点差。5回に暴投の間に1点差に迫ると、2死一、三塁から志村叶大二塁手(3年)が右中間へ逆転の2点二塁打を放った。その後も加点し、2ケタ得点で快勝した。

 プロ注目の左腕・杉本真滉投手(3年)は3回から4番手で登板。1回戦と2回戦を完投したこともあり、ベンチスタートだったが、最初の1点を返した直後からマウンドに上がると、花咲徳栄の勢いを止め、見事に流れを呼び込んだ。

 甲子園での8点差からの逆転勝ちは、史上最大タイ。1997年夏の1回戦・市船橋17-10文徳、2014年1回戦・大垣日大12ー10(0ー8→最終12ー10)の8点差に並ぶ、最大得点差タイの逆転劇となった。

 センバツでは過去3度の7点差を上回る史上最大だ。劇的な勝利で、智弁学園は春夏を通じて甲子園通算50勝の節目に到達。

小坂将商監督も史上19人目となる30勝目を挙げ、29日の準決勝で中京大中京と対戦する。

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