◆第27回全国高等学校女子硬式野球選抜大会第6日(27日、清原球場ほか)

 女子のセンバツ準々決勝が行われ、花巻東(岩手)と履正社(大阪)、神戸弘陵(兵庫)と佐久長聖(長野)が28日の準決勝に進出した。

 花巻東は京都明徳と対戦。

1―1で迎えた4回、1死一塁で佐々木彩花の「真っすぐを狙っていた」という一振りが中適時打となり勝ち越し、その後も得点を重ねた。3回途中からマウンドに上がったエースの鯨井こころは、その後の反撃を無失点に抑え4―1で勝利した。

 「技術的には五分五分だと思っていたが、選手は集中していた」と振り返った沼田尚志監督。連戦で疲れが見えたが、前日の雨で準々決勝が1日延びたことで選手を休ませられた。冬場はグラウンドが使えない北国チームの事情があり、「試合に慣れるのは3月に入ってからなので、難しいとは思っていましたがよくこの2週間で雰囲気を作ってくれた。思った以上にのびのびとやっている。ビニールハウスで振り込んできた結果が出ている」と、選手の活躍をたたえる。

 28日の準決勝に勝てば、巨人女子チームの佐々木秋羽が在籍した23年大会以来となる、東京ドームでの決勝(4月4日)に進出する。入学前の3年前に一戦を見た鯨井は「自分もあの球場に行きたい憧れはあります。一戦必勝で頑張っていきたい」と語った。

 履正社は学法石川(福島)を8―0の6回コールドで下した。今大会2度目の登板で4回1安打無失点と好投した先発の原田美月は「打線が心強かった。

(次戦の)花巻東さんも強いと思うので、今日のイメージでギアを上げるところは上げて守備からリズムを作っていきたい」と語った。前回大会は決勝に進出するも、神戸弘陵に敗れ準優勝。「昨年は思うようなプレーが出来なかったので、次こそは優勝という思いがある。まずは(準決勝を)全力で勝ちたい」と意気込んだ。

 神戸弘陵は聖光学院(福島)を5―3、佐久長聖は神戸国際大付を4―2で破って4強入りした。

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