◆センバツ第9日 ▽準々決勝 専大松戸2―1山梨学院(27日・甲子園

 3年ぶりのセンバツVを目指した山梨学院が、専大松戸(千葉)に敗れて4強入りを逃した。最速152キロの投打二刀流・菰田陽生(3年)は、初戦で左手首を骨折。

2回戦以降はベンチで仲間を鼓舞し、チームも投打の軸を欠く難局を乗り越えてきたが、3年ぶりの頂点には届かなかった。

 昨夏の甲子園準決勝・沖縄尚学戦では、先発するも初回に右肘内側に違和感を訴え、わずか16球で降板。今大会は守備時に走者と接触して、左手首を骨折というアクシデントに見舞われた。試合後の囲み取材。「試練を与えてくれる甲子園に対する思いは?」と聞かれると、迷うことなく「自分の考えなんですけど、ここでうまくいったら先がない。そういうところだと思う。うまくいかないからこそ次、またここに戻ってこいという意味でもあると思う。また成長して夏、最後だと思うので絶対に戻ってきたい」と言い切った。

 逆境を乗り越え、さらに進化した二刀流を作り上げて聖地に戻ってくる。

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