女優の河合優実が27日、都内で映画「そして彼女たちは」(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督)の公開記念舞台あいさつに登場した。

 河合がアンバサダーを務めたフランス映画祭でも公開された同作。

イベントには「ロゼッタ」(1999年)と「ある子供」(2005年)でカンヌ国際映画祭を受賞した“ダルデンヌ兄弟”で知られる両監督が登壇した。

 河合は今作の印象について「映っている現実はすごく厳しいですが、見終わった後に心温かくなる希望のある物語。色んな人の背中を押す映画だと感じた」と語ると、兄のジャン=ピエール監督は日本語で「ありがとう」とうれしそうな表情。続けて「日本人の女優さんに限らず、演技をするだけではなく、映画を見ることを知っている人は素晴らしい女優の証拠だと思う」と河合を絶賛した。

 映画「あんのこと」(24年)で主演を務め、第48回日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞した河合だが、2人が手掛けた作品を参考にしていたそうで、「『ロゼッタ』を参考作品として見ていて、直接的ではないんですけど、ヒントになることが多かった。助けられましたし、思い出深い作品です」と明かすとダルデンヌ兄弟は「ありがとう」と口をそろえて喜んだ。

編集部おすすめ