◆JERAセ・リーグ 巨人3―1阪神(27日・東京ドーム)

 巨人の北浦と田中瑛が開幕白星に貢献した。WBC組の大勢、マルティネスが不在の中、元日本ハムの高卒同期コンビが8、9回を無失点リレーで締めた。

 完璧にバトンをつないだ。まずは新戦力の北浦が移籍後初登板で1奪三振含む3人斬り。最速151キロ、圧巻の11球でG党を沸かせた。2年ぶりにホールドも記録し「(田中瑛が)ゼロで続いてくれて、勝ててうれしい」と胸を張った。

 “代魔神”となったのは昨季62登板と大ブレイクした田中瑛。宝刀のシュートで佐藤を遊ゴロ併殺打に仕留めるなど5球でプロ初セーブを挙げた。「タケちゃん(竹丸)の勝ちは絶対消さない。絶対やらかせねぇ」と気迫全開で阪神の中軸を押し切った。

 17年のドラフト同期入団。若手時代は千葉・鎌ケ谷の寮で一緒に風呂に浸かり、語り合うこともあった。あれから9年、新天地で再び交錯した縁。「任されたとこでゼロを刻むのが僕たちの仕事」。

2人の苦労人が、ルーキー竹丸の一番星を守った。(堀内 啓太)

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