【グラスゴー(英国)27日=金川誉】
日本代表は国際親善試合のスコットランド戦(28日)に向けた前日会見を、試合会場のハムデンパークで行った。2026年北中米W杯を見据え、欧州遠征の初戦に臨む森保一監督は、スコットランド戦を「自分たちの現在地を知るためのハイインテンシティな戦い」と位置づけた。
負傷により不参加となったDF富安健洋(アヤックス)について、初言及となった。「追加招集はしない。今のベストの最大値で戦う。チームとしても痛いですし、選手もつらい思いでいると思います。すべての選手にけがを治してもらい、プレーできる喜びを味わってもらうことを願いながら、最終的にW杯メンバーを決めていきたい」と話した。
ポジション別に焦点となるのは、絶対的軸だった南野拓実、久保建英が不在の「シャドー」の構成だ。今回はシャドーで、三笘薫と伊東純也というウィングバックでプレーしてきた選手を起用する可能性がある。「個の力で局面を突破し、得点を奪える2人。違いをもたらしてほしい」と期待を寄せる。一方で、鈴木唯、藤田、佐野航大、町野、塩貝、後藤と次々と名前を挙げ「明日は交代枠が11人ある。先発、途中交代含め、シャドー以外にもいろいろ試したい」と、戦術の幅を広げる構えだ。
対戦相手のスコットランドについては、DFロバートソン(リバプール)やMFマクトミネイ(ナポリ)ら世界トップクラスを擁し、ダイナミックな強度を誇るチームと分析。
「フィジカルもテクニックも相手を上回ってほしい。欧州で日常的にタフな環境を戦い抜いている選手たちなら、自分の特徴を発揮して戦えると信じている」
W杯での「8試合(決勝進出)」を目標に掲げる指揮官。「誰が出ても、誰と組んでも機能するチームへ」。グラスゴーで、W杯に向けた最終段階の戦いが始まる。

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