フィギュアスケート ▽世界選手権 第3日(27日、チェコ・プラハ)

 女子フリーが行われ、ミラノ・コルティナ五輪代表の千葉百音(木下グループ)が、フリー150・02点。合計228・47点でともに自己ベストを更新し、昨季を上回る銀メダルを獲得した。

坂本花織(シスメックス)が優勝し、日本勢がワンツーフィニッシュを飾った。

 最終滑走の坂本の演技を見守った千葉は、先輩の現役ラストダンスに涙。自身も日本女子フィギュアの次世代の1人として、表彰台に並んだ。試合後の会見で、坂本の功績について問われると「坂本選手がいかに素晴らしいかを挙げると、キリがない」と千葉。照れ笑いを浮かべる坂本を横に熱を込めた。「武器は大きく流れるスケーティングと、その延長線上にある幅のあるジャンプ。ダブルアクセルは、かおちゃんの代名詞と言えるくらい素晴らしい。一つ一つのエレメンツを極限まで上質なものに磨き上げているところが坂本選手の一番すごいところ。見る人全員を、圧倒させるような滑りを一段階上に上げてくださった」と、最大級のねぎらいの言葉をおくった。

 表彰台では、君が代をききながら涙する坂本につられ、千葉も涙。「寂しい気持ちと、自分もやりきった気持ちと複雑な気持ちというか…。うるっときたり、引っ込んだりという感じでした」。

初五輪では、自己ベストながら4位と悔しさも味わった。五輪シーズンを終え、千葉は「いろんなことが経験できた、すごく実りある1年だった」と、充実の表情を浮かべた。

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