◆米大リーグ ドジャース―ダイヤモンドバックス(27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 今春のWBC準決勝・米国―ドミニカ共和国戦で物議を醸した審判、コーリー・ブレイザー氏が、この日の球審を務めた。

 同試合の最終打席で見逃し三振に倒れた当事者のペルドモ(ダイヤモンドバックス)は前日の試合後、因縁の再会を前に「えっ、本当に?」と驚きつつも「誰もが人間だ。

誰もが間違いを犯す。彼らは機械ではない。だから、すべては終わったことだ。彼は素晴らしい男だ。彼は本当に良くやってきた。プレートの後ろで何が起ころうとも、それはゲームの一部だ」と、寛容な姿勢を示した。

 ブレイザー氏はWBC準決勝の9回裏、ドミニカ共和国のペルドモに対し、外角低めのボール気味の球をストライクと判定。試合終了を告げる疑惑の判定として、大きな議論を呼んだ。WBCでは「ロボット審判」こと自動ボール・ストライク判定システム(ABS)が導入されていなかった。

 ダイヤモンドバックスのロブロ監督も27日(日本時間28日)の試合前の囲み取材でペルドモの対応を称賛。同監督は「彼は非常に優しい人間で、あの判定が我々の進撃を妨げたと言うこともできたはずだ。しかし彼は、敗戦には他にも要因があったと話していた。

彼の成熟した対応を誇りに思う」と述べていた。

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