高円宮杯U―18サッカープリンスリーグ東海が4月4日に開幕する。清水ユースは同日午後2時から、三保グラウンドで三重との初戦に臨む。

市川大祐新監督(45)体制の下、プレミアリーグ昇格を目標に掲げる今季。開幕を前に、強化部からコーチに就任した兵働昭弘氏(43)が、チームの力となることを誓った。

 ユース始動から3か月が経過した。兵働氏は「選手に教えたことが次に見た時にプレーとして表れていたり、良いものが出ている姿を見るとうれしくなります」と充実の表情を浮かべる。現役引退後は強化部スカウトを経て、2019年にはトップチームのコーチも半年間経験。そのキャリアはユースとトップチームをつなぐ役割にもつながっている。次世代の清水のスター育成へ力を注ぐ日々だ。

 筑波大時代には教員免許を取得。プロサッカー選手になれなかった場合は指導者の道も考えていたという。05年に清水でプロキャリアをスタートさせ、千葉、大分、水戸、甲府を渡り歩き、再び清水に復帰。18年に現役引退を決断するまで「出会った指導者の方々が素晴らしく、サッカーがうまくなった実感があった。自分も指導を通じて、選手に成長を感じさせたいと思っていた」と明かす。

 今季から指揮を執る市川監督とは現役時代、ともにオレンジのユニホームに袖を通し、ピッチに立った間柄。監督の“右腕”として、今季から就任した池田昇平ヘッドコーチ(44)らと、3年連続昇格プレーオフ敗退のチームをプレミアリーグ昇格へ導く。(伊藤 明日香)

 ◆兵働 昭弘(ひょうどう・あきひろ)1982年5月12日、千葉県白井市生まれ。43歳。八千代高から筑波大に進み、2005年に清水入団。ミドルシュートが武器のレフティー。1年目の後半から主力に定着し、中盤の一角を担う。柏などでプレーした後、18年に清水に復帰。J1通算196試合17得点。同年に現役引退してからは強化部のスカウトを主に務める。昨年B級ライセンス取得。 

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