◆プロボクシング ▽WBA&WBO世界ライトフライ級(48・9キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・レネ・サンティアゴ―WBA7位、WBO4位・谷口将隆(4月3日、東京・後楽園ホール)

 4月3日に東京・後楽園ホールで開催される「TREASURE BOXING PROMOTION 12」で元WBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(32)=ワタナベ=の挑戦を受けるWBA&WBO世界ライトフライ級統一王者レネ・サンティアゴ(33)=プエルトリコ=が28日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。

 ロープスキッピング、シャドーボクシング、サンドバッグ打ちなどを披露した2団体王者は「100%の体調だ。

試合が待ち遠しい。谷口は元世界王者でパンチの数も多いグレートなボクサーだが、すべてにおいて私が勝っている」と語ると、「KO勝ちします。みなさんにウソは言いません。KOを狙います」と笑みも交えながらKO宣言。何ラウンドでのKOを狙うか問われ「ハハハ、その瞬間が訪れたときだ。ボクサーは誰もがKOを狙っている。頭の中ではKO勝利を常に描いているが、その瞬間が訪れるかは分からない。だから私は12ラウンドをフルで戦う体力をつけてきた」と続けた。

 サンティアゴは昨年3月13日に岩田翔吉(帝拳)を3―0の判定で下してWBO王座を獲得。同年12月17日に当時のWBA王者・高見亨介(帝拳)を2―1の判定で下して2団体王座を統一した。3戦連続で日本人との世界戦となる。

 挑戦者の谷口はサンティアゴ戦の発表会見で「客観的に見て今の日本人のライトフライ級でサンティアゴ選手に勝てるのは自分だけだと思っている」と話していた。

この言葉を伝えられたサンティアゴは「いいと思いますよ。4月3日はチャンスがあるのですから。その努力をすればいい。(谷口の)ご成功を祈っております。私は(対日本人)3連勝を狙いたい。強い方が勝てばいい」と余裕も漂わせながら谷口にメッセージを送った。

 母国では、約80ラウンドのスパーリングを重ね、うち6割が谷口と同じサウスポー相手だったという。中でも、WBAスーパー&WBO世界ミニマム級統一王者のオスカー・コラーゾ(プエルトリコ)と25~30ラウンド拳を交え「コラーゾと一番たくさんスパーリングを行った。彼とやったことはとても大きい」と強調した。

 同級では、今月15日に岩田がWBC同級王者ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に8回TKO勝ちし、王座を獲得した。

 サンティアゴは、WBC新王者となった岩田について「まず4月3日の試合の結果を見てみないといけないが、私は3団体のタイトルを手にしたい。素晴らしい王者である岩田選手との再戦を望んでいる」と岩田との3団体統一戦を切望。

ウィルフレド・ベニテス、ヘクター・カマチョ、フェリックス・トリニダード、ミゲール・コットら数多くの名王者を輩出してきたプエルトリコで男子初となる3団体統一王者へ意欲を示した。

 戦績は谷口が21勝(15KO)5敗、サンティアゴが15勝(9KO)4敗。

 興行はU―NEXTでライブ配信される。

編集部おすすめ