◆米大リーグ ドジャース5―4ダイヤモンドバックス(27日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が27日(日本時間28日)、開幕2戦目となる本拠地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3打数無安打に終わったが、同点の8回には貴重な進塁打で勝ち越し打につなげ、チームの開幕2連勝発進に貢献した。

 大谷は昨季まで13打数2安打の打率1割5分4厘と苦しめられてきた先発右腕のネルソンに対し、初回戦との1打席目は見逃し三振。

3回1死の2打席目は四球、5回1四の3打席目は二ゴロと快音は響かなかったが、昨季から続く連続試合出塁を「33」にのばした。

 ドジャースは2回に先発のシーハンが2死一、二塁でトーマスに右翼線へ適時二塁打を浴びて先取点を許すと、2回にはマルテにソロを浴びてリードを2点に広げられた。それでも3回1死で今季初スタメンのフリーランドがソロを放って1点差に迫ると、大谷とタッカーが2者連続四球で出塁し、ベッツが一時逆転となる1号3ランを放った。

 一気に試合をひっくり返したが、踏ん張りきれず。2点リードの4回にはシーハンが四球と二塁打で1死二、三塁のピンチを迎えて降板すると、2番手のドライヤーが右翼線へ2点適時二塁打を浴びて追いつかれ、再び試合は振り出しに戻った。

 4~7回は1人の走者も出せていなかったドジャースだが、4―4で同点の8回。先頭のフリーランドが右中間への二塁打で出塁。今季初めて開幕メジャーをつかみ取った24歳が今季初スタメンの期待に応え、5イニングぶりに走者を出すと、大谷は二ゴロで走者を三塁に進める貴重な進塁打でチャンスを広げると、タッカーが右前適時打で勝ち越し点を奪った。1点差の9回はディアスが走者を出しながらも締めくくった。

 ロバーツ監督は試合後の会見で「翔平が三塁に走者を進めたのは大きいプレーだった。自身を犠牲にしてフリーランドを三塁に進めた」と勝負所できっちり走者を進めた大谷の隠れた貢献をたたえた。

 ドジャースは若手有望株のフリーランド、新加入のタッカー、ディアスが活躍。

2連覇中ながら新戦力が躍動して開幕2連勝発進となった。

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