◆JERAセ・リーグ 広島―中日(28日・マツダスタジアム)

 広島の先発のフレディ・ターノック投手が7回5安打無失点でマウンドを降りた。来日初勝利の権利を持ち、中継ぎ陣に後を託した。

 オープン戦は3登板で1勝1敗、防御率3・27。本拠地の登板なしで本番へ向かったが、心配無用だった。

 初回から打たせて取る投球。速球を主体に要所の変化球が効果的だった。4回には3連打で1死満塁を招いたが、ドラフト1位・平川(仙台大)の好返球もあり無失点で切り抜けた。

 6回1死の第2打席では右中間へ痛烈な二塁打。得意の打撃でも本領を発揮した。7回に打線が先制点を挙げ、勝利投手の権利が転がりこんできた。

 前マーリンズ3Aの右腕。最速157キロの直球と縦に大きく変化するカーブが持ち味だ。広島で18年まで7年間プレーし、通算133本塁打を放った駐米スカウト・エルドレッド氏の熱烈アプローチを受け、来日を決断した27歳。異国の地で大きな一歩を踏み出した。

編集部おすすめ