◆JERAセ・リーグ 広島―中日(28日・マツダスタジアム)

 中日のドラフト2位・桜井頼之介投手=東北福祉大=がプロ初登板初先発して、7回3安打1失点(自責0)で降板した。

 5回まで1安打と危なげない投球でゼロを並べた。

6回に広島の先発・ターノックに右中間への二塁打を許し、1死二塁とこの日初めて得点圏に走者を置いたが、続く平川を空振り三振、中村奨を二飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 無失点のまま迎えた7回は、自身のミスも絡んで失点した。先頭・小園を歩かせ、ファビアンの右前打で一、三塁。セーフティースクイズを試みた菊池の打球を一塁悪送球した。三走・小園はそのままで1死満塁。大きく息を吐いてギアを入れ直したが、変化球が高めに浮き、坂倉への押し出し四球で先制点を献上。唇をかんだ。オープン戦では4試合で16イニング連続無失点と圧倒し、開幕ローテの一枠をつかんだ右腕だったが、デビュー登板でプロ初失点を喫した。

 ルーキーを援護したい打線だったが、7回まで5安打無得点と広島の新助っ投に苦しんだ。1点を追う8回は、2番手・島内に対し、2死二塁から田中が同点適時打。桜井はプロ初勝利はお預けとなったが、黒星は免れた。

 中日の新人投手が初登板で勝利を挙げると、19年8月12日阪神戦の梅津以来7年ぶり17人目だった。

球団の新人が開幕カードで先発するのは05年4月3日中田以来、21年ぶり。開幕カードで先発勝利を記録すれば、61年4月9日権藤以来、65年ぶりの快挙となっていた。

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