◆明治安田J1百年構想リーグ ▽第5節 町田1―1(PK3―1)川崎(28日・町田GIONスタジアム)

 町田はPK戦の末、ホームで川崎に勝利した。

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 町田の守護神が圧巻の活躍で勝利へ導いた。

1―1で90分が終了し、PK戦に突入すると、GK谷晃生は相手の1番手、FWロマニッチが正面に放ったキックをいきなりセーブ。「真ん中に来るかなと思ったら来た」。完璧に読み切り、ホームの観衆が一気に沸いた。谷は「PK戦は5本の組み立てを意識している。(最初の選手を)止められなくても、その次の選手に布石を見せるのも戦い方。今回はたまたま当たったので良かった」と胸を張った。

 1本目の真ん中は布石。谷が「(真ん中を)蹴りづらくなるんですかね。キッカーだったら、そういう心理になるかもしれない」と振り返るように、相手は真ん中の選択肢を消し、左右での振り分けを試みた。しかし、それこそ谷の思うつぼ。勢いに乗った守護神は、3番手のFW小林悠、4番手のMF河原創も続けて止め、勝利をたぐり寄せた。

 町田は百年構想リーグで3回PK戦まで進んだが、谷は相手のキック13本中6本をセーブ。

ホームでは8本中5本を止めており、無類の強さを誇っている。ただ、満足はしていない様子で、「4分の3で1個決められている。そこはすごく悔しい」と、視線を上げた。

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