読売テレビ「テッパン朝ライブ じゅーっと!」(月~金曜・前5時=関西ローカル)が、30日にスタートする。朝の新番組は、昨秋に終了した「す・またん!」以来16年ぶり。

メインMCに抜てきされた西山耕平(41)、林マオ(41)、中村秀香(31)のアナウンサー3人も気合十分だ。職場結婚、子育て世代、大阪出身と共通点が多いトリオだが、中でも「宮根誠司チルドレン」という属性が成功のカギになりそうで…。(田中 昌宏)

 「じゅーっと!」を朝のテッパン番組に―。立ちふさがるのは放送45年目を迎えたABCテレビ「おはよう朝日です」だ。MCの3人は、新番組を発表した会見で「おはよう朝日です」「おは朝」を連呼していた。“関西の朝の王者”に対して、新顔たちは何を武器にジャイキリを図るのか。

 西山アナ「いろんな方から聞くのは『朝の番組はチームワーク』と。若いディレクターさんが多いので『右往左往しようや。アカンかったらアカンかったでいい』と言ってます」

 林アナ「私は『おは朝』でリポーターをやっていたことがきっかっけで、入社後も『朝番組をやりたい』という思いがずっとあって。『そうそう、これ気になっててん』という情報をみんなで作り上げていく。かゆい所に手の届く番組を楽しくお届けできたら」

 中村アナ「入社以来、朝番組『す・またん!』を担当してきて『おは朝』のすごさを感じていました。(新番組キャラクターの)『ねぼビー』は(おは朝の『おきた』と違って)しゃべります。

そこも楽しんでいただきたいと思います」

 3人は職場結婚、子育て世代、大阪府出身と共通する属性が多い。

 西山「会社とうちの家族を助けてください! 社運も家族の人生もかかってますんで! 来月も子供生まれますんで!」

 中村アナ「生々しい…」

 林アナ「私も娘がこの春から中学生。これから大事な番組のPR活動と言うときに、最後の参観日、卒業式、入学式、PTA…」

 中村アナ「集まったらいっつも子育ての話。こういう会話の中の発見は、視聴者の皆様も気になると思う。3人の会話で引き出しを増やしていきたいです」

 3人の属性と言えば、何よりも「宮根チルドレン」だ。宮根誠司アナウンサー(62)の冠番組「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・後1時55分)では、西山アナはリポーター兼ディレクター兼代役MC、林&中村アナはアシスタントを任されていた。宮根アナこそ「おは朝」の看板MCだったわけで、元“関西の朝の顔”から教わった視聴者囲い込みの秘策はあるのか。

 西山アナ「チルドレン? いや“宮根の呪縛です”(笑)。『俺はずっとオモロいこと考えてたで』っておっしゃってました。22年の冬季北京五輪でスノーボード(ビッグエア)の選手が十数メートルのジャンプを決めた時『西山、どれくらいの高さか読売テレビの社屋と比較してリポートしてこい』と。あの人は画(え)を考えてるんですよ」

 そんな宮根アナは新番組を「3か月で終わる」とイジり倒しているが、番組開始早々の4月3日にゲスト出演することが決まった。

 林アナ「えーっ!」

 中村アナ「えっ!? そうなんですか?」

 西山アナ「僕は『これはミヤネ屋とちゃうで。

僕らの番組やで』というのを強く言おうと思ってます」

 林アナ「おおっ!」

 西山アナ「でも本番になったらシュンってなってるかも…」

 最後に改めて視聴者へ新番組をアピールした。

 中村アナ「3か月で終わらず、何年も続く、ウソのない番組にしたいなと…」

 林アナ「どんだけ信頼ないの? でも最初は絶対うまくいかないと思いますよ。失敗も含めて成長を見守ってもらお!」

 西山アナ「それは視聴者の皆さんというより、編成局へのメッセージ(笑)。僕らいっぱい外に出て、皆様に会いにいきます。ぜひ声をかけてください」

 ◆西山 耕平(にしやま・こうへい)1984年8月、大阪市港区出身。41歳。立命大を経て尼崎信用金庫に就職。アナウンサーとして2010年に長崎文化放送入社。18年読売テレビ入社。家族は「ミヤネ屋」で気象予報を担当した妻・奈良岡希実子さん(40)と2歳の長男。4月に第2子誕生予定。

 ◆林 マオ(はやし・まお)1984年10月、大阪・豊中市出身。

41歳。小学生時代から大阪府大時代にかけてタレント活動を行い、「大阪ほんわかテレビ」「おはよう朝日です」などに出演。2008年読売テレビ入社。家族は夫(同期入社の記者)と4月から中学生になる長女。

 ◆中村 秀香(なかむら・ひでか)1995年1月、大阪・豊中市出身。31歳。神戸女学院大を経て2017年読売テレビ入社。「す・またん!」でキャスターとして活躍。昨年5月に産休・育休から復帰。家族は夫で先輩アナの平松翔馬アナウンサー(33)と3歳の長女、1歳の次女。

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