◆明治安田J2・J3百年構想リーグ第8節 藤枝1―1(PK2―4)札幌(28日・藤枝サ)

 J2北海道コンサドーレ札幌がJ2藤枝に競り勝ち、今季初の3連勝を飾った。1―1からのPK戦を4―2で制した。

今季初先発のMF原康介(20)が後半12分に先制ゴール。同22分に追いつかれたが、PK戦ではGK田川知樹(23)が2本を止めて勝ち点2に貢献した。

 敵地サポーターを背にしたPK戦で、田川が躍動した。2人目を右に飛んで止めると、4人目も右へ読み切って防いだ。今季初の3連勝を導き「キッカーも全部決めてくれたし、自分の読みも合っていた。いい準備をして飛びたい方向に飛べれば絶対止められると信じてやった」と喜んだ。

 開幕当初はコンディション不良もあり、準備の大切さを痛感。自身のポジショニングや味方との連携を徹底して、全試合フル出場を果たしている。J2富山から6月末までの期限付きで加入。「このクラブでJ1に上がりたい。今はそれしか考えていないです」と、今夏以降の契約延長にも前向きな姿勢を見せた。

 攻撃では今季初スタメンの原が結果を残した。

後半12分、左サイドにこぼれて来たボールを振り抜いて先制。前半15分にはフリーで放ったシュートが枠を外れていた。「後半こそは、と思っていた。ゴールしか見えていなかった」。ここまで途中出場の2試合46分間にとどまっており「自分にプレッシャーをかけて臨んでいました」と明かした。国際AマッチウィークでMFスパチョーク、FWティラパット、FWバカヨコが不在のピンチを救った。

 先制の起点となったMF木戸柊摩を中心に、正確なパスでたびたび決定機を作った。川井健太監督(44)も「PKですけど勝てたことは良かった。そういう習慣を作ること。選手たちにとって成功体験になると思います」と手応えを示した。内容と結果が伴い始め、逆襲への下地が整ってきた。

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