大同生命SVリーグに所属する群馬グリーンウイングスが28日、群馬・太田市内で大同生命保険株式会社との地域活性化イベント「地域とともに新化する」(後援・公益社団法人SVリーグ)を開催した。

 地域の持続的発展、企業の持続的成長を目的とした企画で、地元中小企業・個人事業所から約100人が参加。

第1部は同市内で地域企業交流会を実施し、チームを運営する一般社団法人グリーンウイングスGUNMAの佐藤公彦代表理事が主催者あいさつを行った。

 昨季は最下位に終わった群馬だが、今季はここまで7位。レギュラーシーズンの上位8チームによるチャンピオンシップ(CS)出場も視界に捉えているとあって、佐藤氏は「(昨季の)苦労と選手たちの踏ん張りがあったからこそ今がある。私たちは一生懸命ボールをつなぎ、人をつなぎ、地域を紡いでいく。こういった使命を持って挑戦してまいります」と言葉に力を込めた。共催する大同生命群馬支社の上田輝支社長も「私たちがもっとも大切にしているのは、この場で生まれる“つながり”です。企業とスポーツが出会う場所には、必ず新しい可能性が生まれる。ここでしか生まれないご縁をたくさん広げていただければ」と意義を強調した。

 地域企業交流会には大河正明・SVリーグチェアマンも出席。「スポーツの力による地域活性化」というテーマで、リーグとしての取り組みを語った。スポーツによる具体的な地域活性化の事例にあげたのは、〈1〉推し活コミュニティー〈2〉パートナー(企業)交流〈3〉ユースチーム、スクールの保有〈4〉社会連携活動〈5〉シビックプライドの5項目。〈4〉の社会連携活動については、地域と密着することが持続的な成長につながるとJリーグ常務理事時代に学んだエピソードを披露。

「チームは試合を提供するだけでなく、選手やスタッフが地域の一員として活躍して接点を作っていくことで、社会課題の解決にも貢献できる。こういった社会連携活動がアリーナスポーツのミッションになっています」と熱弁をふるった。

 イベントを盛り上げたのは、元女子日本代表で昨季は群馬ヘッドコーチ(HC)として指揮を執った斎藤真由美ゼネラルマネジャー。「支援していただく企業の皆さまは、現在160社まで増えました。本当に皆さまのお力添えで成り立っています」と感謝を口にするとともに、軽妙なトークで第2部・アランマーレ山形戦観戦の見どころ解説や抽選会のプレゼンターを務めた。

 山形に連勝すれば自力でCS出場が確定する状況で、試合会場には今シーズン最多となる2482人が来場。大きな後押しを受けたチームは山形にストレート勝ちを決めた。CS出場へ王手をかけ、坂本将康HCは「2482人の観客の皆さまに足を運んでいただいたことが、何よりの力になったと思います。とてもいいゲームになった」と振り返った。

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