NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(仲野大賀主演、日曜・後8時)の第12話が29日、放送された。織田信長(小栗旬)と義兄弟となった浅井長政役で出演している俳優の中島歩がこのほどコメントを寄せた。

 台本を読んで「今作の長政について感じたのは、『本当にいい人だな』ということ。誠実な人間であるがゆえに、つらい思いをし続けてきたのだろうとも思いました」と感想を抱いた。「正直、僕は歴史にはあまり詳しくなく、長政についても最初は『浅井』を『あさい』と読んでしまったくらいなじみがありません。だからこそ、演じるにあたっては失礼のないよう長政さんのお墓に足を運び、今、自分がどんな思いで長政という役に向き合おうとしているのかをお伝えしてきました。内容は少し恥ずかしいので、秘密にさせてください(笑)」とした。

 また、「なにより大切にしたいのは、妻・市(宮﨑あおい)との関係性です。彼女を愛し、しっかり守り抜きたいという思いが、長政にとって大きなモチベーションになっています。個人的には宮﨑あおいさんのファンでもあるので、その気持ちも込めつつ(笑)、真摯にお芝居に向き合っています」と本音も交えて語った。

 “豊臣兄弟”を演じる仲野と池松壮亮を尊敬しており、大河ドラマのオファーに「本当にうれしかったです」と感無量。仲野について「『こんな親しみやすい人がいるんだ』と思わせてくれる俳優さんです。これまで共演経験はなく、特別に親しい間柄というわけでもないのですが、勝手にずっと応援していました。同じ俳優として、太賀君が多くの人に愛される存在になっていくことが、なぜか自分のことのようにうれしいんです。

自然と応援したくなる方だと思います」と絶賛した。池松についても「やはりすごい表現力を持っている俳優さんです。「これは自分にはできないな」と、圧倒される芝居をこれまで何度も目の当たりにしてきたので、強く尊敬しています」とコメントした。

 中島が現場で最初に撮影したのは、第12話で長政が父・久政(榎木孝明)と朝倉景鏡(池内万作)と密談しているところに、信長が姿を現すシーンだった。「浅井家の動きを信長に怪しまれている緊張感のある場面で、セリフ以外の表現で長政の心情をしっかり見せなければいけないと感じました。時代劇ならではの所作があるので、どうしても動きが制限されてしまいますが、このシーンでは先輩方のお芝居を間近で拝見し、とても勉強になりました。特に榎木さんの視線や間の取り方はすばらしく、視線の動かし方ひとつで警戒心を表現されていて。本当に刺激をもらいました」と振り返った。

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