◆明治安田J2・J3百年構想リーグ第8節 札幌1―1(PK4―2)藤枝(28日・藤枝総合運動公園サッカー場)

 J2藤枝はホームでJ2札幌と対戦し、1―1の末にPK戦で敗れた。槙野智章監督(38)の下で続いていた連勝は4でストップした。

後半12分に先制点を許す苦しい展開となったが、同22分に途中出場したMF浅倉廉(24)が今季初ゴールを決めて同点に追いついた。しかし、勝ち越し点は奪えず、PK戦は2―4で敗れた。

 藤枝のMF浅倉は、PK戦で外せば敗戦が決まる4人目のキッカーを任されたが、決め切れず。チームの連勝はストップし、「最後、自分が外して負けてしまったので悔しさはある」と肩を落とした。

 後半22分、味方のクロスを相手がトラップミスしたこぼれ球に素早く反応し、左足でゴールへ突き刺した。昨季はキャリアハイの9得点を記録したが、今季はこれが初ゴール。昨年9月以来の得点で勝ち点ゼロの危機を救い、「ゴールへの意識はあった。まず1点取れたことは良かった」と前を向いた。

 前節のJ3福島戦に続き、2試合連続の途中出場。右シャドーの定位置はMF松木駿之介(29)に譲っているが、「結果を求められる中で、それを出せていなかったことがスタメンから外れた理由」と現状を受け止める。

 槙野監督は「前半と後半で全く違う顔を出せたゲーム。率直な感想は90分で勝ちたかった」と手応えも口にした。

背番号8の復調には「いい悩みが増えた」と評価した。次戦は来月4日のJ3長野戦。浅倉は「きょうのゴールをきっかけに、もっと点を取れそうだという感覚がある」。覚醒の兆しを、結果で証明していく。(伊藤 明日香)

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