◆AFC女子チャンピオンズリーグ2025/26 ▽準々決勝 日テレ東京V5―0スタリオン・ラグナ(フィリピン)(28日・味の素スタジアム)

 女子プロサッカーWEリーグ・日テレ東京Vが、AWCL準々決勝でスタリオン・ラグナ(フィリピン)に5―0と快勝して、日本勢初の4強進出を決めた。

 先発フル出場したMF塩越柚歩にとっても、大きな1勝となった。

三菱重工浦和に所属していた昨季はこの大会は準々決勝で敗退していた。その時の悔しさも晴らすかのように、この日は高い技術を生かして攻撃的なポジションでチームを牽引(けんいん)。得点こそなかったが、シュート45本を記録して5ゴールを奪う圧倒した一戦でしっかりと存在感を放った。今季から日テレ東京Vに移籍して手にしたアジアの4強に、「自分としても越えなくちゃいけない壁だなと思って、この試合は特別な思いで臨みました。相手の力がどういうものか正直わからない状態で試合に臨んだので、難しい試合ではありましたけど、楠さん(楠瀬監督)も特別な思いを持たれていると思ったので、その思いを自分はピッチ上で表現したいと思ったし、それがしっかり勝ちにつながってよかった」と安堵(あんど)の表情。また初めての味の素スタジアムでの試合にもなり「ベレーザサポーター、ヴェルディサポーターも今日たくさん駆けつけて、盛り上げてくれましたし、すごい特別な試合になったかなと思います」と感謝した。

 5月20日に行われる(開催地は未定)準決勝に向けて、塩越は「ここからリーグ、カップ戦とまだまだ試合も続くので、しっかりチームとしての完成度をしっかり上げていきたい。AWCLがシーズン最後になるので、このチームの集大成みたいな形でシーズン終わりにタイトルを残せたらなと思います」。残された2つの壁も乗り越え、アジア王者をつかむ。

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