◆JERAセ・リーグ 巨人0―2阪神(28日・東京ドーム)

 巨人は守備のミスが絡んで初回に先制を許すと、打線は阪神の先発・高橋の前に3安打完封負け。開幕連勝を逃したが、阿部慎之助監督(47)は「形はつくれているので、そこは続けていきたい」と前を向いた。

開幕投手で白星を挙げたドラフト1位ルーキー・竹丸に続き、新戦力のハワードが6回1失点と好投。ドラフト3位ルーキー・山城が先発する29日の3戦目に、球団最長の14年連続開幕カード勝ち越しをかけて臨む。

 粘りに粘ってゲームメイクした。移籍後初先発のハワードが阪神相手に6回4安打1失点(自責0)。「なかなか試合を落ち着かせることができなかった。しっかり対策を立てられていいアプローチで臨まれた」と反省しきりだったが、来日2年目で自己最多を更新する7三振を奪うなど力投した。

 与四球4と荒れたが、最速151キロの直球にブレーキの利いたナックルカーブ、チェンジアップ、カットボールを要所で制御した。失点は初回1死三塁、森下の犠飛だけ。降板後は阿部監督に笑顔で迎えられ「よく頑張った」と肩をもまれた。

 援護点ゼロで初黒星を喫したが、これから土曜の男として期待がかかる元楽天の右腕。初の伝統の一戦を「楽しかった。幸せ」と振り返り「大声援を受けている打者を打ち取るのは気持ちいい」と頼もしく言った。

修正点はインプット済み。虎キラーになれる可能性も秘めた97球だった。(堀内 啓太)

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