◆第28回ドバイ・シーマクラシック・G1(3月28日、ドバイ・メイダン競馬場、芝2410メートル)

 まさに敵なしという強さだった。昨年度の「ロンジンワールドベストレースホースランキング」で年間世界1位に輝いたカランダガン(セン5歳、仏国・フランシスアンリ・グラファール厩舎、父グレンイーグルス)が勝利。

道中は5番手に待機。最終コーナーを回ってから外へ出されると鋭く伸び、残り100メートルを切ったところで、ウエストウインドブローズをかわした。勝ちタイムは2分27秒88。

 この勝利で、昨年のサンクルー大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英チャンピオンS、ジャパンCに続くG1・5連勝となった。

 同馬は昨年、ダノンデサイルに続く2着。続くコロネーションCも2着だったが、サンクルー大賞でG1初制覇。11月のジャパンCでは、マスカレードボールとの頭差の激闘を制し、外国馬として2005年のアルカセット以来、20年ぶり勝利を飾っていた。

 緊迫する中東情勢の影響で現地到着は22日となったが、主戦のミカエル・バルザローナ騎=仏国=手を背に、今年初戦で世界最強馬であることを改めて示した。

 レース後、オーナーのザラ・アガ・カーン王女は「少し休んで夏の初めはヨーロッパに滞在し、それから考えようと思っています。最終的に日本に戻ることになったとしても、かなり先の話ではありますが、彼が出走予定のレースは全て選択肢のひとつですし、チームとも話し合ってどこに行くか考えなくてはいけません」と話した。

 ドバイ・シーマクラシックに今年は日本調教馬の出走はなかったが、これまで2001年にステイゴールド(当時G2)、06年にハーツクライ、14年にジェンティルドンナ、22年にシャフリヤール、23年にイクイノックス、昨年はダノンデサイルの6勝を挙げている。

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