◆第30回ドバイ・ワールドカップ・G1(3月28日、メイダン競馬場・ダート2000メートル)

 坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=騎乗で日本から参戦したフォーエバーヤング(牡5歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は惜しくも2着に敗れた。

 勝ったのは米国馬のマグニチュードで勝ちタイムは2分04秒38、3着は英国調教馬メイダーンが入った。

 昨年のこのレースでは、レース前に行われた突然の採尿検査で暗室に閉じ込められ、極端にイレ込んだ状態で3着。その後、秋には日本テレビ盃を勝つと、本場アメリカの最高峰と言われるブリーダーズCクラシック・G1を日本馬として初めて制覇。今年2月のサウジC・G1で連覇を飾り、本レースに臨んでいた。

 なお、フォーエバーヤングとアメリカンステージは4日に現地発の飛行機に乗り、5日に帰国する予定。

 矢作調教師 「言い訳はできませんね。瑠星 (坂井騎手)も完璧に乗ってくれた。サウジからドバイまでうまく(状態面を)持ってこれたと思っていたし、昨年のような尿検査もなかったのに、結果だけがついてこなかった。1番は調教師の力不足だと思います。 レース後に (陣営で)話をして、敗因を分析したけど、現時点でドバイではパフォーマンスが落ちることを考えると馬場なのかな、と。アメリカやサウジと微妙に砂が違うし、(勝負所で)あの持ったまま上がっていくような手応えがない。昔のフォーエバーヤングを見ているような感じでした。こういう情勢だからこそ勝ちたかったですが、頑張ってくれた馬とスタッフは褒めてあげたい。

本当に誇りに思います。馬は無事に揚がってきているので、今後はオーナーと相談して考えたいと思います。大輔(高柳大調教師)が勝ってくれてよかったです。お互いに鞍置きなどを手伝ったり、当日もチームJAPANとして、(日本陣営が)みんなで頑張っていた。その中で1つだったけど、勝ってくれたことは本当にうれしかったです」

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