◆国際親善試合 スコットランド0―1日本(28日、スコットランド・グラスゴー)

 日本はMF伊東純也が決勝点を挙げ、W杯に出場するスコットランドにアウェーで1―0で勝利した。主力選手を相次いで投入した後半に試合を決めた。

元日本代表MF北澤豪氏(スポーツ報知評論家)は「固いゲームをメンバーとシステムを変えて勝ったことは大きい。W杯でも同様の展開はある」と評価した。次のイングランド戦(31日、日本時間4月1日)に向けては対等に戦った上での勝利を期待した。

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 スコアレスドローになりそうな固いゲームを1―0で勝ちきったことは大きい。

 W杯でも同様の展開はあるだろう。膠(こう)着した試合で、メンバーとシステムを変えて1点をもぎ取ったことは収穫だ。

 後半から出場した三笘薫、中村敬斗、堂安律、伊東純也はインサイドでもアウトサイドでもプレーできる。それぞれが幅広く動き、スコットランドのDFを崩した。決勝点も右ウィングバックの伊東がインサイドに攻め入り、シュートを決めた。日本がやりたい形でゴールが生まれた。

 最高のタイミングで攻め上がり、クロスを上げたDF鈴木淳之介も見事だった。

 鈴木淳之介をはじめ、佐野航大、後藤啓介らW杯初出場を目指す選手たちがどれだけチームに刺激を与え、底上げできるか。

それが、W杯に向けて重要になる。

 スコットランド戦の課題を挙げれば、序盤にマクトミネイをフリーにさせて決定機をつくられたことだ。GK鈴木彩艶のセーブに助けられた。

 次戦(31日、日本時間4月1日)の相手のイングランドはスコットランドより格上。日本はチームの成熟度をさらに上げる必要がある。

 W杯の優勝候補のひとつのイングランドに対し、日本は引いて守るのではなく、対等に戦い、勝ちに行くだろう。日本がW杯でどこまで勝ち上がっていけるか。自信を確信に変えられるか。試金石のゲームとなる。

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