◆センバツ第10日 ▽準決勝 智弁学園2―1中京大中京(29日・甲子園

 智弁学園(奈良)が逆転勝ちで、優勝した2016年以来2度目の決勝進出を決めた。

 3回に1点を先行されてビハインドを背負ったが、6回に馬場井律稀(3年)の同点打で試合を振り出しに。

8回には4番・逢坂悠誠(2年)が勝ち越し二塁打を放ってこの試合初めてリードを奪うと1点を守り抜き、試合を決めた。エース左腕・杉本真滉(3年)は1失点(自責0)で完投。小坂将商監督(48)は「バッテリーがしっかり守りきれた」と振り返った。

 杉本は完投で今大会4勝目。35イニングを投げて失点2(自責1)で、防御率は0・26と圧巻の投球が続く。智弁学園の投手で、甲子園1大会4勝以上は、優勝した16年春、5試合すべて完投勝利(2完封)の村上頌樹(現阪神)以来、2人目。3回に中犠飛で1点を許したものの、走者得点圏のピンチでは、5打数ノーヒット。今大会は通算24打者と対戦し、21打数1安打、2打点で、被打率0割4分8厘。2回戦の初回、二塁打を打たれた後、1四球、1犠打、1犠飛を含め17人連続ノーヒット。ピンチで抜群の粘り強さを見せている。

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