◆センバツ第10日 ▽準決勝 智弁学園2-1中京大中京(29日・甲子園

 智弁学園がロースコアの接戦を制し、初優勝した2016年以来、10年ぶり2度目の決勝進出を果たした。

 3回に犠飛で先制を許したが、後半に地力を見せた。

6回2死一、三塁で馬場井律稀(3年)が左前に運ぶ適時打で同点。8回2死二塁には逢坂悠誠(2年)に一塁線を破る適時二塁打が飛び出し、勝ち越した。

 エース左腕の杉本真滉(3年)は1失点完投。最終回には、この日の最速となる147キロを計測した。9回2死一、二塁では田中大晴の打球を左すねに受けながら一塁方向に転がった打球を懸命に追い、拾い上げるとすぐさま一塁にトス。投ゴロで試合を終了させた。「顔に当たっても取るという気持ちが出た。エースの意地というか、死んでもアウトを取ると思った」とラストプレーを振り返った。

 頂点まであと1勝となった。背番号1は「あと1個勝つだけ。自分だけでは勝てないので、チーム一丸となって全力でいきたい」と力を込めた。

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