将棋の藤井聡太棋王=竜王、名人、王位、棋聖、王将=に増田康宏八段が挑戦する第51期棋王戦五番勝負第5局が29日、鳥取・鳥取市「有隣荘」で指され、先手の藤井が77手で勝利した。シリーズ3勝2敗で棋王位を防衛、3連覇を達成した。

 26日に防衛した王将に続いてのカド番防衛。2026年に入ってから開幕した王将、棋王とも開幕局で敗戦。続く2局目は共に勝利したが、王将は第4局までに1勝3敗、棋王は第3局までに1勝2敗とカド番。しかしその後は立て直し、王将を3連勝、棋王を連勝。5連勝で2つのタイトルを防衛した。

 藤井はこれで2025年度の対局が終了。昨年6月に伊藤匠二冠に叡王に続いて王座を奪取されたが、6つのタイトルを防衛。JT杯、朝日将棋トーナメント、NHK杯では優勝、銀河戦では準優勝だった。全55局で42勝13敗と勝率は76・3%だった。2026年度最初の対局は8、9日に東京・文京区の椿山荘で行われる名人戦七番勝負第1局。

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