◆JERAセ・リーグ 巨人6―12阪神(29日・東京ドーム)  

 巨人は昨季リーグ覇者・阪神との開幕3連戦は1勝2敗と負け越し。そんな中、3試合で2発5打点と奮闘した4番ボビー・ダルベック内野手をスポーツ報知評論家の村田真一氏はどう見たのか。

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 ダルベックが打線ではこの3連戦最大の収穫やと思っている。そもそも今季はこの選手がやってくれんと得点力が上がらんと思っているし。3連戦で打率2割7分3厘で2発5打点。打っている場面もええよね。いい滑り出しよ。

 今は甘い球をしっかり捉えることができている。どんなええ打者でもきっちりと投げ分けられたらそうは打てんからね。ダルベックに限らず甘いのをいかに仕留められるかが勝負になる。第1打席の右中間への二塁打は伊藤将の高めの甘いカットボール。5回の同点2ランも甘く入った高めのまっすぐやね。相手の投げ損ねを見逃さず打っているよ。

 阪神バッテリーは開幕戦でバックスクリーンに一発浴びてから、内角への球を増やしてきたように見えた。

これは強打者の宿命で、他球団もそうしてくる可能性は高いよね。でも今のところは、センターから右へ打ち返す自分の打撃の形を保ちながら結果を残せている。調子は長いシーズンの中で浮き沈みがあって、相手にもデータが増えていくわけやけど、逆にダルベックだってどんどん日本の投手に慣れてくる。データもうまく使いながら、4番として1年間完走してほしいよね。(スポーツ報知評論家)

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