◆第23回はがくれ大賞典・重賞(3月29日、佐賀競馬場・ダート2000メートル)

 今年度を締める佐賀の重賞は11頭立て(佐賀7、大井1、兵庫2、高知1)で行われ、高知からの参戦で単勝1・5倍で断然1番人気のシンメデージー(牡5歳、高知・打越勇児厩舎、父コパノリッキー)が連覇を飾った。3番手から進め、3、4コーナーの中間で先頭に立つと、最後の直線ではヴィアメントの追い上げを封じ、1馬身半差をつけて先頭でゴールに飛び込んだ。

勝ちタイムは2分9秒1。

 24年土佐春花賞(高知)、西日本クラシック(園田)、西日本3歳優駿(金沢)、土佐秋月賞(高知)、25年はがくれ大賞典(佐賀)に続く重賞6勝目。昨年の同レース以降は帝王賞で9着など、強敵を相手に苦戦が続いていたが、ここで完全復活の走りを見せた。吉原寛人騎手は24年のセイカメテオポリス(大井)、昨年のシンメデージーに続き3年連続の勝利となった。

 大井から参戦した3番人気のヴィアメント(石川倭騎手)が2着。兵庫から参戦のマルカイグアス(吉村智洋騎手)が3着に続いた。

 吉原寛人騎手(シンメデージー=1着)「シンメにとっては復活をかける一戦で、無事に結果を出せてホッとしています。

 (きょうの状態は)休養を挟んで、調教では状態は良くなっていたので、あとは気持ちだけだなと思っていたのですけど、きょうはしっかりレースをしてくれて、気持ちが途切れることなく走り切ってくれたので感動しています。

 (レースプランは)枠も昨年同様、いい枠をもらいましたし、マルカも行くだろうなというのはあったので、それも射程圏に入れながら競馬をして、シンメの力を信じて乗りました。

 (少しごちゃついた感じもありました)僕は枠順的に結構、スムーズにはレースの流れに乗れたので、ほかの馬の方がしんどかったのかなと思います。3コーナーでマルカの手応えも怪しくなってきたので、あとは後ろだなと。ヴィアメントは北国王冠でやられて(1番人気のケイアイパープルに騎乗して5着)怖い脚があるので、何とかしのいでほしいと思ったのですけど、しっかりハミをとってくれたので、そこはうれしい誤算というか、いいときのシンメに戻ってきたと思います。

 (これからについて)苦しんだ時期はありましたけど、今年、シンメの快進撃を皆さんにお見せできればと思っています。またJRAと戦って結果を残したいなと思います。今後のシンメを楽しみにしてまた、見てください」

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