◆JERAセ・リーグ 巨人6―12阪神(29日・東京ドーム)

 巨人は2連敗を喫し、2012年以来14年ぶりとなる開幕カードでの負け越しとなった。

 一時は4点のビハインドを逆転したが、再逆転を許したのは8回。

同点に追いつかれると、2死二、三塁で代打・木浪のゴロが一、二塁間へ転がった。二塁ベース寄りの守備位置をとっていた二塁・浦田は回り込んで捕球に入ったが、処理にもたつき三走・熊谷に加えて二走・坂本も生還。2点適時内野安打となった。

 浦田が仮に処理にもたついていなくても、打者走者をアウトにできたかは際どく、1点は致し方ない打球だった。だが、2点目となった本塁への送球までには若干の間があり、一瞬の隙があったようにも映った。本塁のタッチプレーは紙一重だっただけに、浦田の集中力を含めた守備力なら防げた可能性も十分あった。

 阿部監督は昨季、「ミスをした方が負ける」と語ってきた。もちろんミスは誰にでもあるだけに、それをカバーし合う集団を目指す今季。一丸となって1点を奪い、1点を防ぐプレーを重ねていくことがV奪回にもつながる。(田中 哲)

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